TPAKの活動地であるインド北部の農村地域では、伝統的風習や女性の地位の低さから、今なお女性たちは家庭内外での暴力に悩まされています。
①村全体にジェンダー平等意識が生まれ、地域が暴力抑止のセーフティネットとなる。
②問題を出来るだけ村の中で解決する。
TPAKはJICAと現地NGOとの協働でこの2つを目指した活動を行っています。
「HELP SPOT」という日本の「子ども110番の家」のような、何かあったら駆け込める場所としての拠点が各村に出来ています。J村の女性前村長のところには毎日のように村の女性が相談に来るそうです。
MSW(Men Standing for Women)、女性リーダー、村長、村議会メンバーなどが暴力抑止のセーフティネット構築に向け、それぞれの力を出し合い、女性にとってより安心な村づくりに貢献しています。
※写真は村の女性たちが相談できる場所「HELP SPOT」に協力するJ村の前村長(中央女性)、現村長(左の女性)とMSWメンバー(右の男性)
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